ドア耐震用開閉補助装置

デレル8

地震により建物がゆれるとドア枠もゆれます。その変形するときのドア枠とドアの接触をやわらげて、開扉のサポートをするのがデレル8です。

特長

FEATURES

  • ドア枠で囲まれた部分の中にドアは取付られています。
  • ドアとドア枠には必ず隙間がありますが、ドアが開閉可能なのはその隙間があるからです。
  • ゆれが大きくなればなる程、ドア枠は菱形に変形する率が高まります。
  • ドアの開放不能は、変形した時の枠がドアを押さえつけて生じます。
  • デレル8”は2つの金属製ローラーが一体化され、それぞれがタテとヨコ方向のドア枠からの力を受け止めます。これは、いわゆるコロの原理を応用したもので、ドア枠とドアの接触抵抗を和らげ開閉に必要な大切な隙間を確保することによって、ドアの開放不能を防止します。
ドアが開かない、その時あなたは!


万一の地震に備え、非常口ドアや外階段への避難口ドアの開閉の確保は重要です。

  • 甚大な被害をもたらした阪神大震災や東日本大震災、熊本地震。家屋の倒壊、半壊によって玄関ドアが変形して開かず、住民が閉じ込められたというケースが数多く発生しました。
  • ドアにはドア枠変形を考慮した明確な基準がないため、1980年に改正強化された新耐震の建築基準以降の建物でも、ドアが開かなかったというケースが多数報告されています。
  • 建物の倒壊はまぬがれても、避難できない二次災害を考慮することが大切です。
  • そこで従来の耐震補強工事ではコスト高になるとのことで見送っていた方にも、デレル8の取付けでコストを押え災害時に備えてみてはいかがでしょうか?
地震によるドアの変形

女性や子供でも軽々とドアを開けられる設計

  • 一般にドアを開放する場合、成人男子で100~120kg、成人女子で60~80kgの力が出せると言われています。(以下、開放要力と言います)
  • 下のグラフに示したように、一般ドアの場合、地震によるドア枠のひずみが10mm前後になると、開放要力は100kgを超え、一般の女性や子供の力では開けられなくなります。
  • さらにひずみが進むと開放要力は急激に上がり、13mmでは200kg以上になり、一般成人では開けられなくなります。
  • 一方、デレル8を取り付けたドアは20mmのひずみが生じても約35kgの開放要力で済み、女性や子供でもドアを開けることができます。

“デレル8”なら安全、安心!

1取付工事は短時間
・片開きスチール扉ならば殆どのドアに取り付ける事が出来ます。
・工事は40分~50分です。
2高耐久で安全
・経年変化で磨耗するところがほとんどありません。
・丈夫な材質(亜鉛ダイカスト製)・シンプル機構
・ドアをはさんで取り付けるので、落下の心配もなく安全です。
3基本価格
・本体価格
・工事費
・諸経費
・耐震ドアへの交換と比較して1/5~1/10のコスト
※工事費は施工するドアの状況により変わります(要現場調査)
※出張費など諸経費は別途です
4ご検討にあたって
※本製品はスチールドア用です。(木製、およびアルミ製ドアには適しません)
※集合住宅の場合は廊下側へも露出するので管理組合の承認が必要です。
※ドアへ穴加工を施しますので、賃貸物件の場合オーナーの承諾が必要です。(現状回復には別途費用がかかります)

設置工事例

CASE
商業ビルへの設置例


*非常口ドアへの設置
その他の設置実績

  • 公団住宅、マンション
  • 病院、ホテル、銀行、官庁施設、老人介護施設など数多くの実績があります。

 

メディア掲載

MEDIA
セットアップ横浜のお客様にデレル8を導入頂きその記事が掲載されました。

「利用者の安全向上の備えとともに非常口の中には経年劣化等で開閉が困難になっていたドアもあったが、デレル8を設置することで、ドアの開閉もスム-ズに行うことができた。」 by 梅原ビルディング
PDF(429KB)
危機管理とBCPの専門メディア「リスク対策.com」にセットアップ横浜が販売するデレル8の記事が掲載されました。
ビル経営に関するあらゆる情報が満載の「週刊ビル経営」に、セットアップ横浜が掲載されました。